【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主(先生)
第7章 春夏秋「冬-1」
「……“気づいたら古い屋敷にいた”
“複数の部屋が存在し、そのうちの一室へ入った途端、閉じ込められた”……。
“4日間くらい閉じ込められた”と供述があるも
→実際は半日ほどしか経過していなかった。
・・・へぇ。」
五条「そう、時間間隔のズレが発生してる感じっぽい。
それに、その感じだと、しゃべらないんじゃなくて、
喋れないに近い気がするんだよね~」
「……なるほど。」
五条「呪霊か、術式か、それとも別の何かか。」
そしてふと、懐かしむように視線を細めた。
五条「ま、似たような案件が昔にもあったけどね。その時は雑魚呪霊の仕業だったから今回も何もないと思うけど」
「昔?」
五条「僕らが学生だった頃。」
五条の口から以前の事案について説明があった。
学生の頃、歌姫と冥冥が、同じような類の案件を担当し、
同じように、建物に入った後、4日ほど連絡が途絶えた。
だが、無事脱出した歌姫と冥冥の体感では1日も経過していなかったとのこと。
「へぇ・・・」
五条「ま、最終的には二人とも無事帰ってきたんだけど。」
軽く言う。
けれど。
「……けど?」
五条「歌姫、三日くらい俺の顔見てキレてたナ~」
「そこですか?」
五条「理不尽だよねぇ。」
(絶対この人がちょっかいかけたに決まってる・・・)
「えっと、私は誰を連れて行けば・・・?」
五条「1年3人っ!伏黒・虎杖・釘崎!」
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翌日。
冬枯れた木々。
曇天。
薄暗い空。
山道へ入ってから、車通りはほとんど無かった。
山の空気は冷たく、
窓の外を流れる景色もどこか色褪せて見える。
そんな空気とは裏腹に、車内は比較的賑やかだった。
虎杖「蘆屋先生の運転ってなんか新鮮だな!!」
後部座席から身を乗り出すようにして言う虎杖。
「そう?」
伏黒「……そうか?」
虎杖「え、だってなんか“先生”って感じしねぇ?」
釘崎「確かに。」
助手席で頬杖をつきながら、釘崎が窓の外を眺める。
釘崎「でも、新田さんよりは安心かも。」
「あぁ……。」
思わず苦笑が漏れた。
伏黒は静かにため息を吐く。