第8章 共鳴する心
基地に来て、技術班の資料をまとめている。
壁に大きな空いていたり、天井がなかったりと、相当な被害を受けたが、これまでとあまり変わりなく仕事が出来そうだ。
瓦礫の撤去作業などは戦闘員の方たちがしてくれて、私たち技術スタッフは大事な資料や資源を掻き集めていた。
どのくらいかすると、扉の方からノックをしながら声を掛けてくる人物がいる。
「紫音〜、飯食い行こ」
「宗四郎。ちょっと待ってて、ここだけやったら……」
散らばっていた資料を集めて、ファイルにまとめた。
棚に戻して、宗四郎に駆け寄る。
みんなにも「そろそろお昼にしてね」と声をかけると、宗四郎に手を引かれて、廊下を歩いていった。