第6章 新しい場所
骨が折れたら大変だ。
「どこ、折れちゃうんです?」
「……ほんまにそれ、わざとやないん?紫音て、そんなんやったっけ……」
肩に手を置きながら、上を向いたままの宗四郎様を見つめていると、「もう降参やから」と頭を引き寄せられた。
意味がわからないまま、宗四郎様の胸に額を預ける。
真っ白になった頭では何も考えられず、宗四郎様の下腹部を撫でた。
少し下に指を滑らせると、未だに硬さを保ったままのモノに触れる。
先程よりは柔らかいようだった。
僅かに肩を震わせた宗四郎様を見つめながら手の平で包み、親指で先端をクルクルと撫でる。
「抱く言うた側から……抱かれたいん?明日、仕事行けんようにしたるで」
宗四郎様が私をそんな風にしないのはわかっている。
「……そういう知識がついた頃から、宗四郎様にそんな風にされたいと思ってましたよ?」
「はぁ……もう黙って。触るんやったら、黙ってはよイかして」
少し怒っているような、拗ねているような……何か気に障ることを言っただろうか?
立ち上がって浴槽の縁に腰を掛けた宗四郎様の中心を、喉の奥まで咥えた。
息を呑みながら、また片手で目元を覆っていた。