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不変の隣【保科宗四郎】
第2章 2人の日常
眠った紫音が着ているパーカーの襟に人差し指を差し込んだ。
力を入れるとファスナーが少しずつ下りていく。
ちゃんと下に着なあかんで?
男と寝とるんやから。
谷間が見えてきた頃、少し襟を捲って柔らかな膨らみに唇をつけた。
強めに吸って、ファスナーを戻す。
「何しとるんやろ……紫音、もっかい宗四郎言うて__」
怒るやろか……意味もなくつけたことを。
僕はこの子をどう思っとるんやろ……。
ただひとつわかることは――誰にも渡したない。
朝は紫音の悲鳴に起こされた。
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