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まだここにいる【ワンピース サンジ】

第16章 ★


サンジは珍しく、寝ているゾロの横へ行った。

「何だよ、珍しいな」

「いや、ちょっとな」

「あ?おまえらしくねぇぞ」


「いや……みかなんだけどさ」


ゾロは片眉を上げる。


「あいつ、今日は声かけてこなかったな」


「そうか」


サンジはそれだけ言って、すぐに立ち上がる。

ゾロの横を離れる。

やっぱりそうだ。

言葉にしようとしても、うまく形にならない。

胸の奥だけがざわつく。

どうしたらいい。

ゾロは不思議そうな顔のまま、サンジの背中を見ていた。
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