• テキストサイズ

まだここにいる【ワンピース サンジ】

第15章 冬島


ルフィが勢いよく立ち上がる。

「おー!お前らもいたのか!」

ベポが駆け寄る勢いで身を乗り出す。

「ルフィさん!キャプテンはここ来てないっすか!?」

ペンギンとシャチも辺りを見回す。

ウソップが椅子を引きながら身を引く。

「またその“トラ男”探しかよ……」

チョッパーが首をかしげる。

「さっき来てたよ?」

みかはスプーンを持ったまま視線だけ動かす。

その一言で、空気がほんの少しだけ揺れる。

サンジは皿を片手で持ったまま答える。

「さっき出てった。外だ」

ベポが一瞬固まる。

「外っすか……!」

ペンギンが短く息を吐く。

「入れ違いか」

シャチが頭をかく。

「タイミング悪すぎだろ」

ルフィはもう次の肉のことを考えている顔で笑う。

「じゃあここで待ってりゃいいな!」

ウソップが即座に反応する。

「勝手に決めんなっての!」

みかは小さく瞬きをして、何も言わないままスプーンを口に運ぶ。

サンジはそれを横目で見て、少しだけ皿の位置を整える。
/ 195ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp