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【呪術廻戦/短編集R18】夜更けの花屋は恋を売る

第4章 【五条悟】勿忘草の悪魔**







「……ねえ」

「ひゃいっ!」

「なに、その声」

「〜〜っ」

「が『見てて』って言うからベッドまで来たのに。これじゃ、顔見えないじゃん」



寝室の、広くてふかふかなベッドの上。
私は、五条さんの長い足の間にすっぽりと収まるように座っていた。
ただし、五条さんに完全に背中を向ける形で。


背中越しに、ヘッドボードへ寄りかかる五条さんの気配がひしひしと伝わってくる。



「僕に見ててほしいんでしょ?」



手持ち無沙汰なのか、五条さんが私の尻尾の先を指でつついてくる。

ツンツンと触られるたびに、くすぐったくて、尻尾がワンピースの下に隠れた。
それでもまだ警戒しているみたいに、先っぽだけがぷるぷると震えていた。



「ご、五条さん……尻尾、つつかないでください……っ」

「えー。が早く始めないから」



始めるって言っても、む、無理……っ!
なぜ、あんなことを言ってしまったの、私のバカ!



「いざとなると、その……は、恥ずかしくてっ。五条さんの顔、見れなくて……!」

「いや、僕の顔は見なくていいから。僕がを見るの」

「うぅぅ……っ」

「ほら、こっち向いてよ」



五条さんの大きな手が、私の肩にポンと触れた。
それだけで、ビクゥッと身体が反応してしまう。



「む、向かなくても、できるもん……っ。私は、背中で語るタイプなんです……っ」

「高倉健か。 、いくつだよ」



ああ、もう自分でも何を言っているのかよくわからない。
高倉健でも、石原裕次郎でも何でもいい。

背後でくすくす笑う五条さんをよそに、震える手でワンピースの裾を、太ももの上までゆっくりと引き上げた。
そして、そろそろと自分の足の間へ手を伸ばす。


(お仕事……お仕事……!)


頭の中で呪文のように唱えながら、下着の上から敏感な場所をこしこしと擦ってみた。
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