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ときメモGS

第1章 【GS1】1章_姫条まどか 愛おしいほどに


夢主side

――ピカッ、ゴロゴロロ!!

突然、窓の外が眩しく光り、地響きのような雷鳴が轟いた。
驚いて二人で顔を見合わせた瞬間、バラバラバラ!と、叩きつけるような激しい雨音が家全体を包み込む。

夢主「嘘……、天気予報、晴れって言ってたのに」

私が慌てて玄関のドアを少し開けると、外は真っ白になるほどの土砂降りだった。傘なんて、あっても役に立たないレベルだ。

葉月「……困ったな」

葉月くんが、困惑したように眉を寄せる。
この雨の中を帰らせるなんて、絶対に無理。でも、ということは……。
ドクン、と心臓が大きく跳ねた。

夢主「あの、葉月くん……」

葉月「……?」

夢主「この雨じゃ、帰れないよ。……その、もしよかったら、だけど」

口の中がカラカラになる。勇気を振り絞って、彼を見上げた。

夢主「……今日、泊まっていったら? 尽の部屋、空いてるし」

葉月くんは少し目を見開いて私を見つめ、それから外の雨音に視線をやった。
沈黙が、ひどく長く感じる。

葉月「……じゃあ、お言葉に甘えようかな」

彼が静かにそう言った時、私は嬉しさと、とてつもない緊張で、立っていられなくなりそうだった。
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