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緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】

第10章 花の誘惑


「よし、これで積み込みも完了だな。男たちの片付けも終わったし、いつでも出せるぜ、お頭」



ヤソップが甲板から声を張り上げると、シャンクスは満足そうに頷いた。



「あぁ、長居する理由もねェ。ログも溜まったことだし、野郎ども、出航だ!」



「「「アイアイサー!」」」




威勢のいい声と共に、レッド・フォース号は静かに島を離れた。
男たちの不始末の処分、そして必要な食糧や水の調達と積み込み。
それら全ての作業が終わる間、は船の自室で心地よさそうに眠り続けていた。



彼女が再び目を覚ました頃には、船はすでにどこまでも続く青い海のど真ん中を進んでいた。



「ん……、ふぁ〜よく寝た……。あれ、シャンクスさん?」



ベッドから起き上がり、窓の外の景色を見ては目を丸くした。
部屋に入ってきたシャンクスに、少し残念そうな表情を向ける。



「もう出航しちゃったんだね。あの島、色々と変なトラブルはあったけど……でも、あの夜に見た青く光る花、本当に綺麗だったなぁ。島を出る前に、もう一回くらい遠くからでも見たかったかも」



あの花に襲われて酷い目に遭ったというのに、眠らされていた間の凄惨なレイプの記憶がないは、純粋に花の美しさだけを思い出して、少し寂しそうに息を吐いた。
そんな彼女の姿を見て、シャンクスはニカッと白い歯を見せて不敵に笑った。



「ははっ、やっぱりそう言うと思ったぜ! そんなお前に、俺からとっておきのプレゼントがある」


「え? プレゼント?」



不思議そうに首を傾げるの前に、シャンクスは隠していたものを差し出した。



それは、小さな植木鉢に植えられた、あの上品な青い光を放つ一輪の美しい花の苗だった。




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