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SixTONES 短編集

第10章 本当に欲しかったのは*💙


収録中、現場は相変わらず騒がしくて心の底から笑える。
メンバーと一緒にいる時はめちゃくちゃ楽しい。

けど1人で家に帰るとさっきまでの賑やかさの後だからか静か過ぎて急に孤独感に襲われる。
テーブルにスマホを置いてソファに横になる。今日も疲れたな。でも寝る気はしない。なんか足りない。

スマホ開いて連絡先をスクロールする。呼べば来るやつなんて何人もいる。
でも指が止まるのはいつも同じ名前。
あいつは文句言うくせに来る。

『今、暇?』
『来れんの?』

短く送る。理由は書かない。
“会いたい”も言わない。言ったら重くなるから。
既読がついて数秒。

『30分で着く』

ほら、ちゃんと俺を選ぶって知ってる。だってあいつは俺が好きだから。

欲しいのは選ばれてるっていう安心感。
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