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SixTONES 短編集

第7章 泣き虫なあなたへ*🖤


離れるとやっと涙が止まっていた。涙が止まった安堵の気持ちと緊張からの解放で深く息を吐いた。

「はぁ……断られたら本当どうしようかと思った。数少ない友人を失うかと思って」
「正直びっくりしたけど、素直に嬉しい。あんなに人見知りだった北斗が好きって言えるようになるなんて」
「前から思ってはいたんだって、ただあなた先輩と付き合っちゃうんだもん。彼氏持ち奪うなんてできないじゃん」
「じゃあ今日会えて本当に良かったね」
「うん。やっと俺が彼氏になれたんだからちゃんと幸せにする責任ある。好きって言ってくれたからにはちゃんと一生かけて大事にするから」
「もはやプロポーズ?」
「…さすがに初日に言う言葉じゃなさすぎたね」
「それはまたいつか言ってほしい」
「うん、いつか必ず言うから。それまでどうか…あ…」
「ん?何?」
「いや、なんでもないよ」

“末永くよろしくお願いします”って言葉はまだ取っておくよ。


end.
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