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SixTONES 短編集

第4章 ないものねだり*💙


スマホが震えたのは、日付が変わった少しあとだった。

『今、暇?』

たったそれだけ。既読をつけるか迷ってる間に、もう一通。

『来れんの?』

行かない理由はいくらでもある。明日も仕事だしもう眠いし。だけど指が勝手に動く。

『30分で着く』

送信した瞬間はいつも自己嫌悪に苛まれる。それでもすぐ来る返信を見るとどこか喜んでる私がいる。

『はや』

送った瞬間、ため息をつく。ここから間違ってる。
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