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夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中

第21章 声にならないラメントーソ【熟む/膿む】


「アンタはいつもそうだ……自分だけ分かって……俺たちには何も言ってくれない……俺たちはそんなに頼りないのかよ」

「そんな風に思ったことは――」



「言ってくれてれば……っ!」



 何か言おうとした星也を許さず、伏黒は言葉を重ねる。

「言ってくれてれば……こんな……!」

 違う。この人を責めるのは筋違いだ。

 そもそも この事態は、津美紀が覚醒型だと決めつけて突っ走った自分のせいだろ。

 それに、受肉した人間を戻す方法はない。
 あらかじめ教えられてたって、自分ができたことなど ありはしない。


 けど――……!


「……恵たちが僕を許せないなら それでもいい」

 背を向けた星也に、罪悪感から伏黒は意識して視線を逸らした。

「……後で全て説明する。万と戦う意志があるなら来るといい」

「星也さ……」

 伏黒が呼び止めようとするも、何を言うこともできなくて……。

 星也が【白虎】に乗り、伏黒たちから離れていく。

 その背中を見送り、伏黒が「くそっ!」と自己嫌悪から頭を搔いた――そのとき……。

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