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夢幻泡影②【呪術廻戦/伏黒 恵オチ】アンケート開催中

第18章 その裏に隠されたインクィエート【未知への供物】


「羂索は新エネルギーを餌に、非術師の軍隊を結界に招き、呪霊に贄として捧げるつもりか」

「大勢の死に際の呪力を使って各結界を満たす。それで天元さまとの同化前の“慣らし”を終えようってこと……?」

 険しい表情の伏黒に、詞織も声が震える。

「この規模の人数が他の結界にも?」

「千人規模が十ヶ所だろ? ちょっと難しくないか?」

 虎杖と髙羽がキョトンとした顔で目を瞬かせた。

「あの羂索だ。八方美人の二枚舌は得意だろう。おそらく、複数の国で同じ話をしていると考えた方がいい。もしかしたら、複雑なルールが絡む【死滅回游】自体、この事態を予測させないためのカモフラージュだった可能性すらある」

 星也の推測に、詞織も内心で頷いた。この軍隊による進行が東京の結界だけなわけはない。

 全ての結界を呪力で活性化させるのではあれば、一国の軍だけでは足りないだろう。


「――助けよう」


 虎杖が立ち上がり、一同を見渡した。その瞳に迷いはない。

「軍人たちをか? でも、オレたちを拉致して身体をイジくろうって連中だぜ? エッチなことされるかも」

 虎杖の提案に乗り気でない髙羽が顔を顰める。
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