【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第8章 ✼••┈••✼番を狩る✼••┈••✼
桃花が笑いながら言ってるけど、菊花と蘭は目を逸らしたままだから、本気なのは分かった。
流石にそれは番の男の人が可哀想だって思えた。
「いつも通りの孤蘭で大丈夫だって。」
「な、なによいつも通りの私って。」
牡丹はニヤッと笑っているので、孤蘭は嫌な予感がした。
あの顔をした時の牡丹は意地悪なことを言う顔だ。
「いつも通り足開いて『早くちょうだい♡』って言えば人間の男なんて…むごっ。」
とんでもなく恥ずかしいことを言う牡丹の口を、孤蘭は真っ赤な顔で両手で塞いだ。
「わ、私!そんな破廉恥なこと言ってない!!」
孤蘭は顔を真っ赤にさせて怒っているが、他の天仙達は牡丹の言葉を肯定するように首を縦に振っている。
「…本当に大丈夫だよ孤蘭。」
牡丹は孤蘭の手を取ると、睨んでくる孤蘭の顔を覗き込んだ。
「こんなに可愛い孤蘭のお願いを、聞かない男なんていないから。」
そう言って赤くした頬に何度も唇を押し付ける。
「…だけど、本当に孤蘭一人で大丈夫か?もし孤蘭を傷付ける野郎がいたら、俺が殺してやる。」