【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第5章 ✼••┈••✼蓮の花✼••┈••✼
ただ孤蘭と言うなの人間が産んだ存在。
それが孤蘭だ。
だけど蓮は毎回彼(彼女)達を愛した。
徐福の血を継いだ孤蘭が、愛されるのが当たり前のように。
不老不死の研究は成功と失敗が延々と繰り返される。
何百年あっても終わりがない。
咲いては枯れまた生まれて……。
何度も繰り返しに戻る。
何度も何度も希望が消える。
極楽浄土と地獄を行き来しているような1,000年の中で、いつも変わらない存在。
唯一の存在。
「…… 孤蘭…、君が愛おしい。」
蓮はそう言って腕の中の孤蘭を抱き締めると、彼女に口付けをする。
すぐに舌が絡まり、また熱い情欲が始まろうとしている。
孤蘭を絹の中に埋め込んで、蓮は彼女の体を愛した。
それはまるで蓮が孤蘭に縋っているようにも見えた。
この延々と繰り返す時間を耐える理由。
全てはーーーの為。
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