【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第4章 ✼••┈••✼知らない間に✼••┈••✼
「ダメ牡丹っまだっ!」
「無理。出る。」
孤蘭の懇願も虚しく、牡丹は孤蘭の腰を掴んでその動きを止めた。
「あっ…はっ…ぁ。」
牡丹のくぐもった声と同時に、孤蘭の中に熱い体液が注がれる。
「あ…ダメだ…っ止まんない…っ。」
牡丹は情けなく顔を手で覆いながらも、しっかりと最後の一滴まで孤蘭の中に出し切った。
「ああ…牡丹……。」
切ない声をあげる孤蘭の頭上で、牡丹の荒い息が何度も聞こえた。
しばらく呼吸を繰り返したあと、ピクッと牡丹の手が動いた。
「はぁ… 孤蘭…隣の部屋から丹持って来て…。」
そうすれば回復して、また孤蘭を慰められるだろう。
しかし孤蘭は牡丹の腕の中で、首を横に振りながら言った。
「…無理…動けないの…足が……。」
孤蘭の足はガクガク震えていて、とても立ち上がれそうに無かった。
孤蘭の体はまだ疼いているのに、二人は横たわりながら熱い体を冷ますことも出来ないでいた。