【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第2章 ✼••┈••✼未成の花✼••┈••✼
快楽の波がおさまって、呼吸も整えたころ。
牡丹は孤蘭の体を気遣う余裕がやっとできた。
「… 孤蘭…。」
孤蘭の足を下ろして、顔を覗き込む。
孤蘭は荒い息を吐きながら、目を瞑っていた。
「孤蘭?」
「…………。」
何度か孤蘭の名前を呼んだが反応が無かった。
どうやら気を失わせてしまったようだ。
牡丹はズルッと孤蘭の中から離れると、体を屈めて孤蘭の顔を撫でた。
「…ああ…可愛らしい…。」
快楽に溺れて、無防備に横たわっている孤蘭に、牡丹の胸がぎゅっと締まった。
「… 孤蘭ダメだよ…そんなに無防備だったら、僕と蓮にまた悪戯されるよ…。」
そう言って牡丹は何度も孤蘭に口付けをして、また固くなった自身のモノを孤蘭の中に収めた。
しばらくは孤蘭を気遣ってあげられそうも無い。
十数年この時を待っていたのだから。
牡丹は顔を恍惚に紅潮させ、再び寝台の軋みを鳴らした。
✼••┈┈┈┈┈┈••✼✼••┈┈┈┈┈┈••✼