【地獄楽】✼••極楽へ至らぬ者たち••✼【R指定】
第1章 ✼••┈••✼永遠の神仙郷✼••┈••✼
「蓮(リエン)、私も房中術するの?」
色とりどりの花の中。
淡紫色の髪の美しい男が孤蘭を優しく寝台の上に寝かせた。
物心ついた時から側に居た蓮が今は初めて見る表情で孤蘭を見下ろしていた。
蓮の指が孤蘭の服に手をかけると、孤蘭は不安そうに蓮に聞いたのだ。
蓮達が房中術として、互いの肌を合わせることを知っていた。
孤蘭は普段から蓮達がしているような、不老不死のための修行はしていなかった。
なので今さら房中術を蓮とすることになるのに、戸惑いしかなかった。
「孤蘭…。これは房中術じゃない。」
蓮はその美しい顔を保ちながら、柔らかく微笑んで言った。
蓮の指は止まること無く孤蘭の服を脱がせていく。
ずっと蓮達に世話をしてもらっていたのだ。
今更服を脱がされることに驚いたりはしない。
戸惑っているのは、蓮の手つきが今までのそれと全然違うからだ。
手つきだけではない、表情も声色も全て初めて見る蓮だった。