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かぐや姫だって幸せになりたい!!【銀魂 坂田銀時】

第4章 彼はかぐや姫を取り戻したい!!


の黄金の瞳に宿る、銀時への想いの強さ。




「てめーらに、あいつの気持ちが分かるかよ……! 一千年も、俺を待ち続けたあいつの心がよォ!!」



銀時は、守り人の攻撃を紙一重でかわすと、全身の力を木刀に込めて、月の石へと飛びかかった。
その一瞬の隙に、男の瞳に驚愕の色が浮かぶ。




「馬鹿な……! やめろォォォォオオオ!!」




男の叫びが響くが、もう遅い。
銀色の木刀が神々しく輝く月の石を、真っ二つに叩き割った。




ーーガアアアァァァァァァン!!!!




轟音と共に、宮殿全体が激しく揺れ動く。
月の石が砕け散ると同時に、宮殿を覆っていた冷たい結界が、音を立てて崩れ落ちていく。



の身体を包んでいた月光が薄れ、彼女の瞳から黄金の輝きが消え去った。
彼女はただの一人の人間になったのだ。




「……こんな、バカな……。私の……私の千年の祈りが……ッ!!」




信じられないものを見る目で、砕け散った石と、銀時を見つめる男。
彼の表情には、忠誠を誓いし月への想いと、への歪んだ愛が混在していた。
だが、もはや月の衛士たちに人外の力は残されていない。
宮殿は月の力が失われ、使者たちの身体から光が消えてただの「人」へと戻っていく。
銀時は、ボロボロの身体でへと歩み寄り彼女の手を取った。



「……遅くなって、悪かったな、。……一千年、待たせちまった」




一千年の孤独を越え二つの魂が今、確かな温もりと共に結びついた。




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