第7章 第5話〜久慈川悠人〜
Side悠人
店員「お待たせしました!」
数分後、クレープが出来上がったようです。
その後、オレ達は人けのない場所に移動してクレープを食べる。
悠人「チョコバナナクレープも、なかなか美味しいですね。」
トリト「あそこのクレープは甘いのもおかず系のも全部絶品だからねー。」
悠人「そうなんですねー。そう言えば、あの店は、りおんさんと歩さんの思い出の店なのでしょうか?」
りおん「うん!そうだね。幼い頃は、時々一緒にクレープ食べてたから。」
悠人「そうだったのですか。」
ロクダンのメンバーの中では、歩さんとの時間がずば抜けて多いりおん。
思い出の数では、オレ達の負けです。
悠人「…りおん。」
りおん「んー?」
悠人「…オレは、あなたとの思い出をコレからもずっと一緒に作っていきたいです。だから、オレを選んで欲しいです。」
りおん「…!」
りおんは瞳を一瞬揺らした。
りおん「…ごめんね。まだ、答えを出せないの。」
悠人「…そうですよね。すみません。無理をさせました。」
りおん「ううん、大丈夫。こちらこそ、答えをなかなか出せなくてごめん。」
悠人「いえいえ、こう言うのは、安易に出すべきでは有りませんし。…オレは、答えをずっと待ってますから。」
りおん「ありがとう、悠人。」