第4章 第2話〜天羽玲司〜
Sideりおん
りおん「…。」
"オレを選んで欲しい"
玲司にも言われてしまった。
ボクが好きなのは"彼ただ一人"…だけど、心変わりが有るかも知れないから…やっぱり、安易に答えを出せない。
りおん「…ポテト美味しい。」
玲司「さっきからサイドメニューばっか食べてるなー。海鮮食え。」
りおん「あ、うん。それじゃ、サーモンにしようかな?」
マヨリ『すまぬの。りおんが回転寿司でサイドメニューばかり食べるのは、悩んでいる時なのだ。』
玲司「マジか。」
りおん「べ、別に悩んでないけど…。」
トリト『悩んでるじゃん。りおんが何かを誤魔化す時はサイドメニューを食べた後にサーモンを食べるからね。』
マヨリ『そもそも、りおんが昼食に回転寿司を選ぶのは迷ったり、悩んでいる証拠だからの。』
玲司「マジか。」
りおん「うぅ…。」
玲司「…悪い。さっきのやつで余計迷わせた?」
りおん「そ、そんな事…無いよ。」
玲司「…。」
玲司の事、傷付けちゃったかな…?
りおん「…ごめん。」
玲司「…お前が謝る事じゃねぇから。」
りおん「うん…。」