第2章 弍
剥き上げられたクリトリスに、直哉の指の腹がゆっくりと這うたび、蜜がとめどなく溢れ出して太ももを濡らしていく。
感じやすい体、か細い喘ぎ声、そのどれもが男を悦ばせるものと骨の髄まで染みついている。
「……直哉様……もっと……あぁっ……っ、駄目、駄目です……」
掠れた声で懇願すると、直哉の口元がより深く愉悦に歪んだ。
袖をぎゅっと掴む指先に力がこもるのを感じて、彼は満足げに目を細め、その仕草に、直哉はこれ以上ない快感を覚えた。
彼女の懇願するような声、そして「駄目」と言いながらも身体は正直に反応し続ける様に、彼の支配欲と征服欲が最高潮に達する。彼は薄ら笑いを浮かべたまま、彼女のクリトリス全体を指の腹で円を描くように擦り上げ、同時にもう片方の手で乳首を容赦なくつねった。
「ひぁっ……!」
息が詰まるような甘い悲鳴が漏れる。
「……ほら、自分で『もっと』言うたやん。駄目って言いながら、身体は素直やなぁ。……俺の道具は、ほんまに出来がええわ。こんなに蜜溢れさせて……。自分、俺のこと喜ばせるために生まれてきたんちゃうか?」
彼は一度手を離し、の身体を少し前に傾けさせると、素早く自分の下帯を解いた。その布を使い、彼女の両足首をしっかりと縛り上げる。逃げ場を完全に奪い、彼女を自分の好きなように扱えるようにするためだ。縛り終えた直哉は、満足げに彼女の無防備な姿を見下ろし、そのまま自分の肉棒を彼女の目の前に突き出した。
「……さぁ、口開けてや、ちゃん。自分の『ご主人』に、ちゃんとご奉仕せなアカンで。……ほら、舌出して。俺のモン、綺麗に舐めてくれるんやろ?」
彼は片手で彼女の髪を掴み、もう片方の手は再び彼女のクリトリスへと戻る。指先で執拗に、しかし巧妙に愛撫を続けながら、自分の肉棒を彼女の口へと押し込んでいった。
彼女の口内の温かさと、舌の感触に、直哉は思わず息を荒げる。
「……っ、ああ……ええで、ちゃん。
…自分の口、ほんまに気持ちええわ。
…ちゃんのももっと意地悪に弄ったるからな。……ほら、もっと舌使って。」
直哉は腰を浅く前後させながら、同時に彼女のクリトリスへの愛撫の手を緩めない。