• テキストサイズ

彼女は七海に幸せになってほしい 【呪術廻戦 七海 R18】

第6章 番外編 七海は彼女を愛したい


七海が淡々と告げる事実に、は羞恥心で爆発しそうになり、裸の体を隠すようにシーツを頭まで被って丸まった。
あのリボンの姿も、言わされた台詞も、すべてあの二人に「どうなるか」を予見されていたのだ。


「…まあ、癪ですが。結果として、私は貴方のあんなに可愛い姿を見られたわけですから。……五条さんには、後で相応の報いを受けてもらうとして」


七海は彼女を強く抱きしめ直すと、その首筋に熱い吐息を吹きかけた。
密着した肌から、彼のそれが再び硬く脈打ち、彼女の臀部に押し当てられているのが伝わってくる。


「……困りましたね。昨夜、あれほど抱き潰したというのに。……貴方の体温を感じると、朝からまた、熱を鎮められそうにありません」


「えっ、……建人、さんっ♡ まだ、するの……っ♡」

「ええ。丁寧に、また愛させていただきます」









結局、朝の「お代わり」までたっぷり時間をかけて堪能した七海は、これ以上ないほどスッキリとした、清々しい顔で高専に現れた。
事務局へ向かう廊下で、壁に寄りかかってニヤニヤと待ち構えていた白髪の男が絡んでくる。


「 ナナミン! おっはよー! いやぁ〜、今日のナナミンは一段と肌艶がいいねぇ♡ぐっすり眠れた? それとも……一睡もしてない?」


五条は七海の横に並んで歩き出した。


「……五条さん。朝からうるさいです。どいてください」

「えぇー、冷たいなぁ! せっかく僕と硝子で、ナナミンのために『最高のバレンタイン』をプロデュースしてあげたのにさぁ。で、どうだった? 昨夜の『メインディッシュ』は♡最高だったでしょ〜?」


五条が肩を組み、耳元で「何回イかせたの?」とゲスな笑みを浮かべて囁いてくる。


「………貴方の低俗な好奇心を満たす義理はありません。……それと、今後二度と、私の恋人を貴方の暇つぶしに利用しないでください。……次やったら、本気で貴方の私物をすべて呪力で粉砕します。……いいですね?」


「うわっ、怖っ! 本気じゃん! ……ま、それだけ『満足』したってことだよね。ごちそうさま!」


高揚したまま去っていく五条を、七海はキレながらも冷徹に遇らい、足早に去った。


眼鏡を軽く押し上げたその瞳には、昨夜と今朝の甘い余韻、そして愛しい女を独占した深い充足感が、隠しようもなく宿っていたのだったーー。



/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp