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【呪術廻戦】誰も知らない【日常】

第4章 【日車】有限の閃き


ということで、バイクレーシングでのエキシビションマッチが始まった。
お互い初めてということで操作方法などを確認する。
予選なし、二人だけのシンプルなレース。
硬貨を入れて、バイクに跨る。
瞬間に目に入ったのスカートから出る太もも。

「…!」

時間にしたら1秒にも満たないコンマの間。
理性で何とか視線を画面に戻す。

(…これは…性犯罪のゲートウェイになるな)

「スカートの裾に気をつけろ。下手すると、見えるぞ」

「え、あ、はい」

何も気にしてなかったのか素直に座り直す。
今度はスカートを巻き込んで座っているので見える心配はない。
が、これはこれで脚のラインがバッチリ出てる。

(…見えるのよりはいいか)

この体勢からの解放を早めた方が建設的に感じたのでさっさと始めることにする。
レースがスタートするとやはり日車に分があり、かなりの差がついた。
はというと体幹がブレブレでよろけているので、本物のバイクだったら早々に転倒しているだろう。
日車が2周目に突入した時だった。
喧騒の中から「おい、あれ、見てみろよ」と言う声がやけに耳についた。
声の方も見てみると、二人の男がこちらのバイクレーシングを見ている。
いや、明らかにの脚に目が行っている。

(これだけでは罪には問えないな)

そう判断すると、日車は男達に睨みを利かせた。
かなりの凄みがある。
それに気付いた男達はそそくさと去っていった。

(やれやれ、犯罪抑止は職務外なんだが…他人の視線は不快感があるからな)

そんなことを考えていたらカーブを曲がるタイミングを誤ってコースアウト、クラッシュ。
数秒間、走行不能になってしまった。
その間に1周目でコツを掴んだがその横をすり抜けるて見事にゴールを果たした。

「やったー!」

の喜びようといったら、バイクに跨ったまま両手を上げ、そのままウィニングランまで行ってしまいそうな勢いだった。

「私、カーレーシングよりもこっちが向いてるかもしれません!」

「そうか…今度やる時はドレスコードを設けよう」

「?」

何も知らないはただ不思議そうな顔をしていた。

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