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咫尺天涯 ―遠い恋―【保科宗四郎】

第5章 愛を執り、染まる


緩やかな出し入れのまま激しくならない宗四郎の指を感じながら、口淫を再開した。奥まで飲み込んで喉を締め、吸いながら先端まで抜く。何度もそれを激しく繰り返していると、髪をぎゅっと掴まれた。

「あかんっ、出る…!……ぁ、乃愛…出るから、離し…!ふっ……はっ…くっ…!」

喉を晒して天を仰ぐ宗四郎を見上げながら手で扱き続け、先端まで唇を滑らす。吐き出された熱を飲み込んでから、舌先で激しく先を舐め続けた。

「ちょっ、待て!あかんて……イった、ばっかやん…!んあ…あ……やめ…ああッ……乃愛っ…!」

やめろと額を押す宗四郎の手を取り、ナカから指が抜かれ、そちらの手でも止めようとしてくる。その手も絡めとって、ぎゅっと握った。

「ほんまに、やめろ……はっ、あ…うっ……乃愛……」

これ、そんなに気持ち良いんだ……男の人は射精後も刺激し続けると潮吹きが出来る。そう教えてもらった。痛いこともあるらしいけど、優しく刺激していれば大丈夫だろう。宗四郎の反応を見るに、痛そうには見えなかった。

本当はちゃんとした物を使って亀頭責めをしたかったが、今する予定ではなかったので、用意していない。宗四郎は「無理や!」と、激しく首を振っていた。"痛い"とは一度も言わない。

「ひっ……ぅ、あ…あかん、漏れるっ……!っ……あ"っ!!」

勢い良く吹き出された尿を飲み込む。全てを口で受け止めることは出来ず、顔や髪にたくさんかかった。ぽたぽたとソファに零れていく。ソファは弁償しよ…。

「……は?………なんで、飲んだん?今の、ほぼおしっこやろ?」

宗四郎は袖で私の顔を拭き、そのまま抱えてリビングから出ていく。服のまま浴室に入り、シャワーを浴びせられた。

「……ほんまに、何してくれたん。……自分もやられてええっちゅーことやんな?潮吹きやと普通やし…尿道かアナル責めたる」

「え……ごめ、ごめんなさいっ!もうしないから…しないで……」

宗四郎は「もう遅い」と言いながら服を脱がせ、絞って洗濯機に入れに行った。ただ、気持ち良くしたかっただけなのに……もう痛いことはしないで欲しい。
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