【チェンソーマン】先輩、私はそっちじゃない〈早川アキ〉
第2章 あなたの領域
お風呂から上がるとそのまま寝室に連れて行かれる。
ベッドの上で重なるように横になり、熱い舌を受け入れた。
舌を舐めるように滑らし、歯列をなぞって上顎を擽る。
その後に舌を絡め、水音を脳に響かせた。
先輩はまた上顎を擽って離れていく。
「風澄、可愛い。
一緒に気持ちよくなろ」
胸は高鳴る。
それでも、この茶番に付き合ってくれているのはわかっていた。
名前…初めて呼んでくれた。
もう一度、あの日の夢を見れる。
裏切ってしまうことになるのだろうか…私を好きだと言って眠りについたバディのことを__
「っ、ぁ……アキ…好き」
「ん、俺も好きだよ」
乳房に指を沈み込ませ、乳首を擽る。
先輩、初めて胸触ったね。
あの時とは違う、柔らかな指も優しい顔も全部、今だけは私のもの。
一度切られて短くなった髪も、今はもう元通りで…乳首に顔を近付けた先輩の黒髪が、ふわりと肌を擽った。
ゆっくり耳に掛けて、滑らせるように撫でる。
今は何もかも忘れて、大好きな先輩に溺れていたい。
快楽の渦が私の全てを巻き込んで、沈めていく。