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夜の半径三十センチ

第1章 夜の半径三十センチ


喉を締め上げるように首に手をかけ、軽く圧迫する。の瞳が潤んで、焦点がぼやける。酸欠気味の喘ぎが、甘く掠れる。
乳首を強く摘まんで捻る。爪を立てて引っ掻く。赤く腫れ上がる感触がたまらない。の身体がびくびくと跳ね、子宮口がの先端を叩くように収縮する。

「イク……っ、もう、イクっ!」

「まだだ。俺がイかせてやるまで我慢しろ」

動きを一瞬止めて、奥に深く押し込んだままグリグリと腰を回す。の目から涙が溢れ、喉から獣のような声が漏れる。
やっとが限界を迎え、低く唸って奥に熱を叩きつける。びゅるびゅると脈打つ感覚に、も同時に達した。全身が硬直し、爪がの背中に深く食い込んで血をにじませる。
終わった後も、はまだの中に埋まったまま。の身体を壁に押しつけ、荒い息を首筋に吹きかける。

「……抜くか?」

は力なく首を振って、掠れた声で呟く。

「まだ……もっと、壊して」

は小さく笑って、の髪を乱暴に掴み直した。
夜は、まだ終わらない。
いや、終わらせない。
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