第32章 2026年 ~GW~
洲本市にあるマンションに到着すると、
紫杏さんの所は小さい子がいるので
先に夕飯を済ませたのだそうで。
旦那さんの御両親にご挨拶をして
用意していた手土産を渡して。
挨拶もそこそこにしてお腹空いたでしょと
旦那さんのお母さんの亜希子さんに
言われて。ダイニングの方に案内される。
明日は…東京から紫苑さんと
稲垣さんの夫婦が来るから
お昼は皆でルーフトップバルコニーで
BBQをしましょうね嬉しそうに
亜希子さんが話をしていて。
明日のお昼は…このマンションの屋上の
BBQスペースで豪華なBBQが
頂けると聞いて…楽しみになったのだけど。
用意して貰っていたお夕飯も
十分すぎるぐらいに豪華で
美味しそうなご飯だったんだけど…。
『母さん…。奏多と紫門は?』
『奏多と紫門君は明日来るわよ、港斗』
旦那さんの弟の奏多くんと
いとこの紫門くんも明日合流するようで。
お夕飯を一緒に旦那さんの御両親と
その日は頂いて。旦那さんは
お父さんと飲まないかと誘われたので
リビングの方で…酒盛りを始めていて。
私は…お義母さんの手伝いをして
キッチンで洗いものとかお片づけを
一緒にさせて貰ったんだけど。
マンションにある温泉に一緒に
入りに行きましょうと誘って貰ったので。
家のお風呂ぐらいだったらいいけど
大きなお風呂…だと1人で入るのは
不安だから…こうして一緒に
お風呂に行きましょうと
誘って貰えるのは…素直にありがたい。
とは言え……マンションの設備の
洲本温泉の温泉を引いている
大浴場で…共用部の扱いだから…。
このマンションに住んでいる人なら
誰でも…入れる…お風呂…だから
生田家の人…じゃなくても…入れるし
誰かに出会う可能性も…あるんだけど。
ちょっと…テレビを観ながら休憩して
お腹が落ち着いた頃に…亜希子さんと
一緒に…お風呂に入りに行って。
入ってる人…いますかね?と
廊下でそんな話をしながら移動して。
『さん…。お腹…
凄い大きくなったわね。
もう…本当に…もうすぐよね?
何日だった…予定日、今月よね?』
服の上からでもお腹が主張しまくってるので
亜希子さんが声を掛けて来た。