第31章 2026年4月29日 TOAST(トースト)で乾杯を
『おお、まさかこんな所で
五十嵐君の名前を聞くとは……
いやはや…世間と言うのは…狭いもんだな』
と…院長先生と飯島先生と
茂木さんの3人で3人しかわからない
会話が始まってしまったので。
残ってしまった感じになった
私達夫婦と…茂木さんの連れの
若い女性(名前は紺野 真奈美と言うのだそう)
と3人で話をして過ごしていたんだけど。
真奈美さんの姿を見つけて
元田夫婦がこっちに近づいて来て。
あの旧レイン邸宅での結婚式の
写真をアクスタにしてサプライズで
プレゼントをして貰ったお礼を
真奈美さんに伝えていて、
あの時はカメラマンとして
お世話になったって話をしてたんだけど…。
その後…久しぶりに…顔を見た
前嶋さんと…も話が出来て。
奥さんも…今…妊娠中だと知って
予定日はまだ先だけど…
子供は同級生になるねって言う話をした。
双子は…と言うと……、
出会ってちょこちょこっと
会話をあいさつ程度に交わした位で。
病院の…若い…独身の女性看護師に
囲まれている感じになっていて。
あそこだけ…空気が違う感じ…だ。
11時から開場していて
11時半の受付開始で…、
挙式が12時スタートになる感じで。
今日の神戸市の天気は…雨こそは
降りそうな雲行きながらも
降ってない…曇り空のお天気で。
15時からは小雨の予報になっている。
雲の多いお天気のせいもあって
お庭で過ごすには、
ちょっと薄手の羽織物を
上から羽織って丁度いいぐらいだ。
スーツでビシッと決めている
男性陣も…丁度いいと感じるぐらい。
挙式の会場は建物の屋上…の
ウッドデッキになったルーフトップ。
この屋上の挙式会場に一目惚れして
沢山の候補の中からここで
結婚式を挙げたいってなったみたい。
屋上テラスからの…眺めは良くて
北野の街並みを見下ろすことが出来る。
木の自然な風合いの色味と
白と植物の緑で空間は統一されていて。
ラタンで出来たベンチの
クッションも白で
ウッドデッキがそのまま
バージンロードになっているんだけど
その両サイドにゲストの座る
場所との境界に飾られている花々も
白い花一色で統一されている。