第3章 結ばれる緣
離れた棘は舌を出して笑う。そしてそのまま耳を舐め上げ、息を吐いた。
「なめ……」
何かを言おうとして、踏み止まっている。待っていたが、棘は言わなかった。私の手を引いてベッドに座り、目の前に屈まされる。床に膝をついて棘を見上げた。
「…どうしたの?」
目の前に膨らんだ棘の股間があって、目のやり場に困り、ただ棘の目を見た。棘は少し目を泳がせてから、ズボンを下ろした。下着も下げて自身を出したので、慌てて上を向き、腕を翳した。見ちゃった…。
その腕を取って、指が棘のソレに触れる。握るように持たせられ、優しく顔を引き寄せられた。
「高菜?」
「な、舐めて欲しいの?」
頷いた棘を見て少し考える。嫌ではない。恥ずかしいだけ。バレたら怒られるだけで済むのかもわからない。棘がここに来たのがバレていなかったら、大丈夫だよね?
震える唇を棘に近付けていった。