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コンビニの恋人
第11章 幸せになります。
帰りの車のなかでのこと。
「ねぇ…」
運転をしながらこっちを向く二宮さん
『はい?』
「さっきの本当ですか?
幸せになります。って…」
『取り消しましょうか?』
そう言うと慌てて二宮さんが
あたしを二度見する。
「いやいや…嘘でしょ!」
『二宮さん。
あたしより先に死なないでくださいね。』
「…あたりまえでしょ?
勝手に殺さないでくださいよ。ふふふ」
なんて笑ってるけど
彼は十分分かってるんだろう。
そう。確信した。
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