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コンビニの恋人
第11章 幸せになります。
次の日、二宮さんが
家に迎えに来てくれた。
助手席に座ったけど
どうしても見れない。
二宮さんの顔を見ると
ちょっと昨日の映像が…あぁ…。
「ふっ…大丈夫ですか?」
『あ、は…はい!
全然…いや、全然…だめです。』
手で真っ赤な顔を隠す。
あたしダメだ。
二宮さんを…見れない。
「花、買ったんですね。」
運転しながら二宮さんが
あたしの太ももあたりを見る。
そこにはいろいろな色の
菊の花がある。
そう。今日は晃の誕生日。
そして命日。
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