第43章 幸せな空間
はじめてコンビニで出会ったとき
はじめて頭を撫でられたとき
二宮和也と知ったとき
はじめて自分の心を許したとき
はじめて大泣きしたとき
はじめて手を繋いだとき
はじめてキスをして一つになったとき
はじめて喧嘩したとき
はじめて喜びを幸せを分かち合ったとき
その全てが…
あたしにとってそして和也にとって
大切な宝物だった。
出会いはどんな風でも
あなたとは出会う
運命だったのかもしれない
寝ている和也の頭を撫でながら思う
『…出会ってくれてありがとう』
愛してくれてありがとう。
あたし、幸せです。
Fin