第34章 迎えに行くから*nino*side
あれから、よく考えた。
そのためにあんまり
家には帰らず働いてた。
でも今回はすれ違いじゃない。
今回は…大事な決定をするため。
わかってくれますよね?
莉子 …迎えに行くから…
「ねぇ…ニノ…2日でそんななら…
もう迎えに行ったら?」
と翔ちゃんが苦笑いで俺を見る。
うん。わかりますよ。
まだ…莉子 に2日会ってないだけで
こんなにテンション低いんですもん。
「ま、ニノさぁ…焦らなくていいじゃん?
別に俺は幸せを願いたいけどさ?
でも結婚って急ぐもんじゃないし?」
と何気、冷静な相葉さん
でもね?相葉さん…今、急がないために
俺は考えてんですよ?
「まぁまぁ、相葉ちゃん。
ニノはニノのペースでしょ?
それは相葉ちゃんペース」
ありがとうね、大野さん
俺のこと考えてくれて…
本当に…フォローされまくりですわ。
とにかく…マネージャーに話すか…。