第4章 楽しみ*nino*side
楽しみの撮影に行くとき、
ある人が俺のところにきた。
それは…
「翔さん、どうしたんですか?」
そこには新聞を持ちながらも
俺の腕をガッシリ掴むが翔ちゃんがいた。
この人が俺になんのようだ?
「ニノのドラマってスペシャルでしょ?」
「はい。…そうですけど」
「俺、番宣で出るから!」
あ、そういうこと。
番宣ですか。
「撮影はいつですか?」
「それが…今日」
おっと。
これは、あの子のタイプが分かってしまう?
翔ちゃんか俺か…。
「そ…そうですか。
じゃあ、一緒に行きましょうよ。
そのかわり…翔さんは車で一時待機です。」
「ん?おお、わかった。」
この意味わかります?
まずは俺から優先権を頂くんです。
だって俺が見つけた子なんですもん。