第4章 楽しみ*nino*side
俺には最近ゲームとリーダを
いじる以外に楽しみなことが一つできた。
それはあのコンビニにいくこと。
そして、あの子に会うこと。
「なに?ニノ…気持ち悪いよ」
楽屋でゲームをしながら
ニヤニヤしてると翔さんが話してきた。
どうやら、やっぱりニヤニヤしてるらしい。
我ながら気持ち悪いですね。
「良いことでもあった?」
潤くんも怪しいと言わんばかりに
俺の顔を見る。
言いたいですけど、
取られたくないので…
「別に何もありませんよ…
ゲームがクリアしたんで。」
「ふーん…怪しいけど…」
潤くんはきっと分かって
言ってるんだろう。
そして、きっと翔さんも。
分かってないのは、
この二人!
「え~?ニノそれでニヤニヤて
オタクじゃん!アヒャヒャ…」
「オイラもニヤニヤしよー!」