• テキストサイズ

コンビニの恋人

第25章 新婚さん*nino*side


『んっ……和っ…也…』


ハンバーグも食べたいけど
やっぱり好きなものが先?


エプロンの後ろで蝶々結びに
なってる紐に手をかけると、
途中で莉子 にペシっと
手を叩かれた。


『ここまで!
ごはん食べて?
片付けちゃちゃっとしたいから!ね?』


ほら、まただ。
この感じ…ね。



「なんか…新婚さん?」


『ん?新婚さん?』


「そう。今日、一日ね?
考えてたんですよ…

莉子 がエプロンしてるとか、
ごはん食べる?とか
何食べたい?とかさ…

なんか奥さんみたいだなって…」


そう言うと、顔を真っ赤にしながら
莉子 はお風呂の掃除にいった。



ねぇ、莉子 ?
今度は“新婚みたい”じゃなくて
“新婚”になりましょうね?
/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp