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【呪術廻戦】誰も知らない

第3章 【脹相】誰そ彼


誰だ?

お前は誰だ?

俺が封じられている空間に俺じゃない誰かの気配がする。

弟たちとも、母とも違う。

なのに、いつでも俺を、俺たちを気に掛けている気配を感じる。

弟たちに聞いても、弟たちの所ではそんな気配はしないらしい。

寒さに震え、弟が一人、また一人と死んでいくことを

その気配も悲しんでいる。

胸が裂かれそうになっているのを感じる。

兄弟以外で弟の死を悼んでくれる者がいる。

それを実感させてくれるその気配は

あの暗く、寒く、寂しい空間で

とても


救いだった。
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