第10章 欲しがる者と与えるモノ
三度の射精を終え、熱狂的な空気はようやく凪いだ。
相澤は肩で荒い息をつきながら、自身の剛直をの深奥からゆっくりと引き抜いた。
ーーズルッ、……ジュポッ…
結合が解けた瞬間、二人の間を何本もの白濁した糸が引き、無残に広げられた彼女の秘部からは、相澤が注ぎ込んだばかりの膨大な量の精液が、堰を切ったようにドロドロと溢れ出した。
シーツを汚し、彼女の白い太ももを伝い落ちるその光景に、相澤の脳内には激しい後悔の念が、濁流のように押し寄せた。
「……っ、すまない、…俺は、なんてことを…ッ」
教師として、あるまじき失態。
ミルクの効能で理性が飛んでいたとはいえ、教え子をここまで無残に突き捨てた事実に相澤は奥歯を噛み締めた。
彼は震える手で、彼女のナカに残る熱を始末しようと指を差し入れた。
「あ、……ん、んんぅーッ!!♡ せんせ、…また、なかに…ゆび、……っ!!♡」
「……っ、動くな。……すぐに出してやる。…お前に、こんな…重いものを背負わせるわけにはいかない……ッ」
相澤は必死に理性を繋ぎ止め、自身の精液でドロドロになった内壁を指で丁寧に掻き回した。
だが、指が動くたびに、ナカの粘膜は吸い付くように彼の指を締め上げ、は切なげな喘ぎ声を漏らして腰を跳ねさせる。
「あ、ひ、ぁ……っ! せんせ、……そこ、…かき回されるの、きもちいい……っ!!♡♡」
「……っ、く、……っ!!」
鼻を突く精液の匂いと、彼女の淫らな反応。
再び昂ぶりそうになるのを精神力だけで抑え込み、相澤は中身をすべて掻き出すと、近くにあったタオルで彼女の身体を優しく、手早く拭き上げた。
「……服を着ろ。……今すぐ、リカバリーガールのところへ連れて行く。……誰にも見られないように、だ」
相澤は乱れた彼女の服を整え、ぐったりと力が入らないを、壊れ物を扱うような手つきで横抱きに抱え上げた。
「……せんせ、……ごめん、なさい……。わたしの、せいで……っ」
「……いい。喋るな。……悪いのは、自制できなかった俺だ」
相澤は部屋の灯りを消し、夜の静寂に包まれた外へと滑り出した。
腕の中のは、相澤の胸板に顔を埋め、まだ熱を孕んだ下腹部の余韻に震えながら、彼に守られているという背徳的な安堵感に身を委ねるのだった。