第10章 欲しがる者と与えるモノ
彼女が二度目の絶頂に身体を反らせる中、爆豪は最奥へ朝一の濃厚な熱い種を注ぎ込んだ。
精液を溢れさせぐったりとした彼女の項に顔を寄せ、爆豪は勝ち誇ったように宣言する。
「……いいか。今日の昼休み、俺が迎えに行って、またこうして抱き潰してやるからな……覚悟しとけよ」
爆豪は最後に彼女の唇を奪い、所有の証を刻みつけるように強く噛み付くと、精液を滴らせる彼女をベッドに残したまま、満足げな足取りで部屋を後にした。
登校中、校舎の隅で心操がを待ち伏せていた。
彼女の足取りがどこか重く、顔が火照っているのを見て心操は苦しげに眉を寄せる。
「……。昨日の夜、爆豪に酷いこと……されなかったか? あの後、電話も電源切られてたし……」
「心操くん……。ううん、大丈夫だよ。一晩中だったから、ちょっと腰が重いだけ……」
「一晩中……ッ?」
心操は絶句した。
自分の痕跡をすべて上書きするまで、爆豪が彼女を離さなかったことを悟り、拳を強く握りしめる。
居た堪れない沈黙の中、は申し訳なさそうに視線を落とした。
「あのね……勝己くん、今日の昼休みも抱きに来るって言ってたの。だから、もう心操くんのところには行けない……。今まで、寂しかった時に助けてくれて、本当にありがとう」
「……っ、礼なんて、言うなよ……。俺は、ただ……」
心操は、彼女の口から出た「決別」の言葉に、胸を締め付けられるような喪失感を覚えた。
感謝の言葉が、今の彼にはどんな拒絶よりも鋭く刺さる。
しかし、当のは心操との会話の最中も、別の「渇き」に支配されていた。
(……あ、……また……っ)
昨日、昼間は心操の執拗な蹂躙を受け、夜から今朝にかけては爆豪の巨大な熱量に絶え間なく貫かれ続けた。
彼女のナカは、二人の男の猛りを代わる代わる咥え込み続けた結果、完全に「異物」がない状態に耐えられなくなっていたのだ。
午前の授業中、椅子に座っているだけでも、ナカの粘膜がヒクヒクと内側から蠢き、何かを求めて熱く疼く。
一晩中馴染ませていた爆豪の感触が、今や空虚な寂しさに変わり、下腹部が重だるく脈打っていた。
(かつきくん…早く、……早くきて……っ)
の頭の中は、昼休みにやってくる爆豪の事で埋め尽くされていた。