第10章 欲しがる者と与えるモノ
「っ!? ……これ、は……」
それは単なる体液ではなかった。
飲み込んだ瞬間、心操の四肢に凄まじい「熱」と「力」が駆け巡る。
脳が活性化し、個性の精度が強制的に引き上げられるような全能感に近い感覚。
「……はぁ、…っ。お前……これを、目当てに絞られてたのかよ…ッ!」
その希少性と異常な効能。
ヒーロー社会を、あるいは闇の世界を根底から揺るがしかねない「個性の結晶」に心操は驚愕すると同時に、彼女が経験してきた地獄の理由を、その舌で完璧に理解してしまった。
「……すご、い……っ、心操くんが、……いっぱい飲んでる……っ♡ あ、ああぁぁぁッ!!♡」
心操は独占欲に突き動かされ、乳首を貪りながら空いた手で彼女のスカートを捲り上げた。
既に蜜を滴らせ熱を逃がそうと脈打っているソコへ、指を強引に捩じ込む。
「あ、ん、んんぅーっ!!♡ 指、……あつい、……心操くん、……もっと、かき回してぇ……っ♡♡」
「……指だけで満足すんな。……お前の全部、俺が飲み干してやるから」
ミルクを飲み力が漲った心操の愛撫は、昨日とは比べ物にならないほど力強く動物的だった。
彼は自身のズボンをずらすと、彼女の腰を壁に押し付けたまま一気に最奥を貫いた。
「あ、あぁぁああッ!!♡ お、奥……っ! 心操くんの、……昨日より、……もっと……っ、あ、あぁぁッ♡♡」
「……あァ、止まんねぇんだよ……ッ! お前のせいだぞ、…全部出させろ……ッ!!」
壁に背中を打ち付ける激しい音と、肉がぶつかり合う淫らな音が密室に反響する。
心操は彼女の乳房を強く吸い上げながら、獣のような勢いで腰を叩きつけた。
「……っ、まだ……、足りねぇ……ッ!」
心操はの片脚を強引に抱え上げ、さらに深く腰を叩きつける。
「あ、あああぁぁぁッ!!♡ 奥、そこ……っ! 心操くん、……心操くんんっ……!!♡」
「……っ、はぁ……ッ! 出すぞ……全部、受け止めろ……ッ!!」
昨日よりもさらに濃く、熱い奔流が彼女の深奥を灼く。
その絶頂の瞬間、の胸元から溢れ出したのは、先ほどよりもさらに濃厚で甘美な香りを放つ『極上のミルク』だった。
飲み込んだ瞬間、視界が弾けるような感覚。
全身の細胞が沸騰し個性が昂ぶり、理性の最後の一線が焼き切れた。