第4章 密やかなる蛇の愛 ― 伊黒と繋ぐ、唯一の光【番外編】
ある晴れた休日。
産屋敷邸の広場には、炭治郎、実弥、無一郎、そして伊黒の子供たちが全員集合した。
その光景は、まさにパパたちの性格をそのまま凝縮したようなカオスな可愛さに満ちていた。
炭治郎の息子(炭一朗): 「みんな、お菓子を分けるよ! 喧嘩しちゃダメだよ!」
パパ譲りの優しさと鼻の良さで、みんなをまとめようとするリーダー格。
でも、みんなが言うことを聞かないと、パパそっくりに少し泣きそうになります。
実弥の娘(実花): 「あァ!? 私が一番に走るんだよ! どけェ!」
実一朗の言うことなど無視。
木刀を振り回し、無一郎の息子を追いかけ回すお転婆娘。実弥そっくりの「あァ!?」が口癖。
無一郎の息子(無二): 「……ねえ、あの雲、魚の形に見えない? ……あ、実花ちゃん、それ僕の玩具。返してくれないかな(無表情で圧)」
一番マイペース。けれど、実花ちゃんに玩具を取られると、パパ譲りの毒舌をサラリと吐いて周囲を凍りつかせます。
伊黒の娘(小夜): 「(お気に入りの布の隙間からジロリ)……近寄らないで。父さま以外は、みんな不誠実よ」
パパに仕込まれたのか、警戒心マックス。けれど、炭一朗くんがお菓子を差し出すと、「……(パクッ)……ありがと」と、ほんのり頬を染めるツンデレぶり。
「おい、実花! 怪我させんじゃねェぞ!」
「うむ! 子供たちは元気で良い! 心を燃やしているな!」
パパたちも我が子の挙動に一喜一憂し、時には子供以上にムキになって「うちの子の方が礼儀正しい!」と争い始める始末。
私は、そんな賑やかすぎる「家族」たちを眺めながら、炭治郎くんの入れてくれたお茶を啜り、この騒がしくも愛おしい毎日が永遠に続くことを願うのであった。
【完】