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裏夢短編【鬼滅の刃】
第1章 霞の奥の熱情 ― 無一郎と繋ぐ命【番外編】
それは、大家族で賑わう屋敷が寝静まった、月明かりの綺麗な夜のことでした。
その日の無一郎くんは、昼間からどこか様子が違っていて。
炭治郎くんと楽しそうに話していても、他の柱たちと稽古をしていても、その瞳はずっと私を追いかけ、隙あらば私の指先や服の袖をそっと握りしめていたのです。
自分の部屋へ戻ると、彼は音もなく背後から抱きついてきました。
「……ねえ、。今日はもう、誰にも邪魔させないよ」
*
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