第3章 烈風の純情 ― 実弥と繋ぐ命の灯火【番外編】
炭治郎や無一郎に子供が生まれ、屋敷が賑やかになるにつれ、実弥さんの焦燥感はピークに達していた。
ある夜、任務から戻った彼は、私の部屋に入るなり、荒々しく襖を閉めた。
「……おい、。こっち来い」
実弥さんは私の腰を強引に抱き寄せ、その大きな手は微かに震えていた。
「……俺ァ、怖ェんだよ。俺の血は汚れてる。俺みたいな男が、お前との間に新しい命なんて望んでいいのか……そう思って、ずっとブレーキかけてた」
彼は私の肩に額を預け、低く、掠れた声で続けます。
「けどよ、炭治郎たちの幸せそうな顔見てたら、もう我慢できねェ。……俺もお前との『証』が欲しい。お前と、俺の……家族を、作りてェんだ」
実弥さんは私を布団に押し倒すと、獣のような鋭い瞳で私を射抜く。
けれど、服を脱がせる指先は驚くほど慎重で、私の肌を傷つけないよう、まるで宝物を扱うような手つき。
「痛くねェか……? 嫌だったら、今すぐ突き飛ばせ」
そう言いながら、彼は私の全身を熱い口づけで埋め尽くす。
重なり合った体から伝わる彼の鼓動は、驚くほど速く、激しい。
「あぁ……っ、……! 愛してる、愛してるなんて言葉じゃ足りねェ……! 俺の全部をお前に叩き込む。
……俺たちの、子供を産んでくれ……!」
彼は野性的な情熱で私を求め、叫び、そして最期の瞬間、私の中に熱い誓いと共に、その命の種を真っ直ぐに注ぎ込んだ。
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