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夜の秘め事【裏夢の短編集】【R18】

第3章 可愛い彼女はメイドさん☆ 【ヒロアカ 爆豪勝己編】


至近距離で怒鳴られ、は肩を跳ねさせた。
爆豪の瞳は、怒りだけではない。
もっとどろどろとした、焦燥と独占欲が混じった色をしている。

「……切島から聞いた。……昨日、客に手握られてたってなぁ?」

「それは、チェキのポーズで……っ」
「誰が触らせていいっつったよ!! 誰が他の男にそのツラ見せていいっつった!!」

「……勝己くんに、そんなこと言われる筋合い……」

「筋合いなら、今から作ってやるよ」 

爆豪の低い声が鼓膜を震わせる。
が言葉を失った瞬間、彼の荒い呼吸が唇に重なった。


「……っ、ん、むぅ……っ!?」

言葉を遮るように、爆豪の唇が荒々しく押し付けられた。
驚きで目を見開くの視界に、長い睫毛と、見たこともないほど歪んだ爆豪の形相が入り込む。
吸い上げるような、それでいて噛み付くような、一方的な接吻。

「……ふはっ、かつ、き……くん、ん……っ」

「……黙れっつったろ。テメェの口から他の男に『にゃん』だの『旦ご主人様』だの……これ以上吐き出させるかよ」

爆豪は、のメイド服の胸元にあるリボンを、引きちぎらんばかりの勢いで掴んだ。

「ひっ、……やだ、壊れちゃう……っ」

「壊れりゃいいだろ、んな安っぽい布切れ! んなもん纏ってるから、他の男がテメェを『女』として見てくるんだろうが!」

「お仕事だって、言ってるのに……っ。勝己くん、今日おかしいよ! 痛いし、怖い……っ」

の瞳に涙が溜まるのを見て、爆豪はさらに顔を歪めた。
だが、その腕が緩まることはない。
むしろ、逃げ場を失わせるように腰を抱き寄せ、無理やり自分に密着させる。


「おかしいのはテメェだ! 自分がどれだけ無防備な顔して男の前に立ってるか、一ミリも自覚ねぇのかよ!」

「そんなの、自覚するわけないじゃない……! 私、ただ一生懸命頑張ってただけで……」
「その『一生懸命』を、俺以外の奴に見せんじゃねぇっつってんだわ!」

爆豪はの耳元に顔を寄せ、地を這うような低い声で囁いた。


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