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夜の秘め事【裏夢の短編集】【R18】

第2章 しゃけ大根に溶ける貴方の心 【鬼滅の刃 冨岡義勇】



「……あ、っ、んん……ぅ……っ、……い、たい……です……」

は顔を伏せ、布団を握りしめて小さく震えている。
その瞳から溢れる涙が、彼女の純潔を物語っていた。

「……すまない。……」

義勇は貫いたまま動きを止め、折れそうなほど華奢な彼女の身体を、壊れ物を扱うように抱き寄せた。
申し訳なさと、彼女がまだ誰のものでもなく、己が初めての男だという事実に、狂おしいほどの愛おしさが胸の中で渦を巻く。

「……お前が、初めてだと……思っていなかった。……俺以外の男を知っているのではないかと、疑って……強引な真似を……」
「……っ、ふ、ぅ……。……冨岡、様……」
「動かない。……このまま、痛みが引くまで……」

義勇は、彼女の目尻に溜まった涙を唇で優しく拭い去った。
今度は先ほどのような一方的な独占欲ではない。
彼女のすべてを慈しみ、守り抜くという誓いを込めた、深く、甘い熱だった。

「……愛している。……二度と、離さない」

義勇は彼女の耳元で愛を囁き、まだ痛みに震える彼女の身体を、ゆっくりと、けれど確実に、快楽の波へと誘い始めた。
義勇の唇がの全身を慈しむように這う。
そして、一度塞いだら二度と離さないと言わんばかりの、深く、熱い口づけ。

「……んんっ……ふ、ぅ……っ」

は、義勇の広い背中に回し、指先に力を込めた。
「二度と離さない」――その言葉が、胸の奥を激しく揺さぶる。
自分を求めて狂おしいほどに熱くなっているこの人は、どれほど孤独だったのだろう。
けれど、自分はまだ任務の途中で、隠としての分を弁えなければならない。
理性と情愛が、激しく火花を散らしていた。

「……痛むか」

義勇が耳元で低く、掠れた声で問う。
彼はその大きな掌で、の柔らかな胸を包み込み、指先で優しく、けれど確実に熱を昂らせるように愛撫した。

「……いえ、……だいじょう、ぶ……です。……少し、…慣れて、きました……っ」

の吐息が、次第に甘く、熱を帯びていく。
貫かれたままの場所は、今や痛みを越え、彼の一部を受け入れているという充足感に満たされ始めていた。


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