第10章 ※地獄の底で 君の名前を呼んだ【ヒロアカ 轟焦凍】
やがて、轟のスマホが短いバイブ音を鳴らした。
一度行為を止め、繋がったまま腕を伸ばして画面を確認する。
そこには、エンデヴァーからの簡潔な一言があった。
『すべて終わらせた。二度と、表には出ん』
それは、彼女を傷つけた者たちが社会的に抹殺され、その一族ごと深淵へ叩き落とされたことを意味していた。
「……終わったぞ、」
轟はスマホを投げ捨てると彼女を強く抱きしめ、その額に、まぶたや顔中に慈しむようなキスを落とした。
「もう、何も怖がる必要はねぇ。……あいつらも、あのゴミ共も、お前の前から一匹残らず消し飛ばした」
「……ありがと、……焦凍くん……っ」
の瞳から、安堵の涙が溢れ出した。
一週間の地獄が、本当に終わりを迎えたのだ。
「お前を傷つけるものは、俺が全部焼き尽くしてやる。……お前は、俺の側で笑ってりゃいいんだ」
「……焦凍くん、助けてくれて、本当にありがとう。……私の全部を受け止めて、……上書きしてくれて」
は涙の滲んだ瞳で微笑むと、彼を仰向けに優しく押し倒した。
「今度は、私に……焦凍くんのこと、気持ちよくさせて?」
恥じらいに頬を染めながらも、一度抜けたそれを彼女は自ら熱い中心に導き、ゆっくりと腰を降ろした。
昨夜からの情事と今朝の愛撫で、彼女のナカはすでに解けきっている。
ーージュプッ!
「…んっ、ぁ……入った……っ」
繋がった感触に吐息を漏らしながら、彼女は轟の腹筋に手を突き、不慣れな手つきで腰を振り始めた。
ーーズブッ、……ヌチュッ……
「っ! ……あ、あぁ……っ! 深い……っ、すごい…っ…気持ち、いい……」
上下に揺れるたび、結合部から生々しい水音が溢れ出す。
轟の視界には、朝日を浴びて波打つ彼女のたわわな胸と、快楽に蕩けた幸せそうな表情が飛び込んできた。
それは、彼にとって絶景だった。
「っ……、……、……お前……っ」
彼女の献身的な動きに、轟のナカの獣が再び目を覚ます。
引き抜かれるたびに吸い付くような熱い粘膜の感触が、彼の理性を容赦なく削り取った。