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夜の秘め事【裏夢の短編集】【R18】

第10章 ※地獄の底で 君の名前を呼んだ【ヒロアカ 轟焦凍】


焦凍の鋭い直感に、は心臓が止まるかと思った。
実際には、男の太い楔が彼女のナカを執拗に掻き回し、肉と肉がぶつかり合う卑猥な濁音が部屋中に反響している。


「んんっ!! ぁ、……っ、……いま、……そと、……に、いるから……っ。……風の、おと、かな……っ」


バレてはいけない。
この泥濘のような現実を、彼にだけは。
必死に声を殺し、歯を食いしばって強制的な絶頂を堪えるが、男はわざとらしくピストンの速度を一気に早めた。


ーーズチュッ、パンッ、パンッ、パンッ!!


「……何か、急いでいるのか? 詳しい話を――」


「……っ、……ごめん、……いま、……てが、はなせない、から……また、……かけるね……っ!」


逃げるように通話を切った瞬間、張り詰めていた糸がプツリと切れた。


「あはは! 最高だわ。ヒーローが守ろうとしている女が、今まさにラブホのベッドで他の男たちに回されているとも知らずに!」


女子生徒の嘲笑を合図に、男が彼女の腰をガッシリと掴んだ。


「おらッ! 轟に見せてやりたかったぜ、この締め付けをよ!!」

「ひ、あ、……ぁああああああああ!!!」


激しい衝撃と共に、濁った熱がナカの奥深くに一気にブチ撒けられる。
暴力的な快感と、彼を裏切り続けているという絶望。
それらが混ざり合い、は白目を剥いて激しく痙攣し、絶頂の深淵へと叩き落とされた。



昼間は学校のトイレで玩具に掻き回され、放課後は車やホテルで何人もの男に回される。

出口のない地獄。
轟が戻ってくるまで、あと少し。

それだけを唯一の光として、はボロボロに擦り切れた精神で、泥濘の中を這いずり続けていた。



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