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夜の秘め事【裏夢の短編集】【R18】

第7章 ※宿儺は伏黒の女を食い散らかしたい 【呪術廻戦 伏黒恵】


「悠二くん、顔を上げて。……恵くんも、そんな顔しないで」

「でも、……俺、あんなこと、して……っ」

「……あれは、宿儺がやったこと。悠二くんじゃない。……恵くんも、私のために怒ってくれたでしょ? それだけで、十分だよ」

「……」


伏黒が、信じられないものを見るような目でを見つめる。
彼女の瞳には、二人を恨む色は微塵もなかった。
ただ、いつものように二人を大切に想う、穏やかな光だけが宿っている。


「私は二人を許すよ。……だから、もう自分を責めないで。また、四人で一緒にアイス食べに行こう?」


その言葉に、虎杖はついに堪えきれずに子供のように泣きじゃくり、伏黒は静かに涙をこぼしながら彼女の手を握りしめた。
 


「……絶対だ。次は、絶対に……何があっても、お前を離さない」



伏黒の誓いに、虎杖も涙を拭って強く頷く。
釘崎は「当然よ」と鼻を鳴らしながら、の肩を抱き寄せた。
「次はあたしもいるんだから。変なことしようとしたら、男共まとめて共鳴りでぶっ飛ばしてやるわ」



三人の絆は、宿儺によって無残に引き裂かれた。

けれど、の許しによって、それは以前よりも深く、どこか逃れられない執着を孕んだ、歪で強固なものへと作り替えられていった。


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